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2006年09月07日

疎水に沿って。

 こんばんわ。京つうスタッフのもーちゃんです。
 大好きな夏が9月に入るとわりとあっさり引き下がってしまい、さみしく身悶えするこの頃です。

 さてボクがオススメする“寄り道スポット”は「北白川の疎水」です。銀閣寺から疎水を上流に向かうとそのまま哲学の道になるのですが、今回は疎水に沿って下流のほうへ寄り道してみましょう。。

疎水に沿って。
 白川通をわたって疎水沿いに西へずんずん歩いていくと、右の方にゆっくりと曲がっていき、志賀越道を横断します。疎水を覗くとキラキラと光に反射するカワムツの群れが泳いでいます。深みにはときおりブラックバスを見つけることもできます。疎水が琵琶湖からずっと続いているのだと実感します。

疎水に沿って。
 少し脇にそれ東の住宅街にはいったところに威風堂々とした佇まいで京大人文科学研究所が建っています。
 スパニッシュ風にたてられた建物は1930年(昭和5年)に竣工されました。外からは見にくいのですがステキな中庭があります。ぐるっとまわりを歩いて建物に目を凝らすと細かな装飾がいたるところにあって見飽きることがないです。地図はこちら
 このあたりの住宅は蔵のある古いお屋敷からモダンなデザインの家までいろいろあって、なかなか楽しいです。

疎水に沿って。 疎水に沿って。 疎水に沿って。

 疎水に戻り、左手に京大農学部のグランドを望みながら北の方へ歩いていきます。御蔭通を過ぎるとあたりが明るくなったような気がします。
 そこからさらに150メートル程歩いたところに「駒井邸」があります。
 
疎水に沿って。
 
 「駒井邸」は著名な建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により、1927(昭和2)年に京都大学理学部の駒井卓教授の私邸として建てられました。かわいらしい庭も含めて瀟洒な洋館といった感じが北白川の疎水沿いに溶け込んでいます。現在は毎週、金曜・土曜に限り公開されています。(※時間・・・10~16時/入館料・・・一般:大人1,000円  小・中学生500円)地図はこちら


 「駒井邸」からほんの少し進んだところには「銀月アパート」があります。これも昭和初期に建てられた雰囲気のあるアパートです。ちょっと怪しい感じがすることもありますが、ここは普通に住んでいる方がいますので、そっと見て楽しんでください。春には枝垂れ桜もきれいです。
疎水に沿って。


 この辺りで小腹がすいたら蕎麦の「藤芳」でおいしい手打ち蕎麦を食べましょう。つるつるとしたのどごしがうまいですよ。
 スイーツ好きなひとには東鞍馬口通りの「一善や」もおすすめです。

 これから日ごとに秋らしくなります。高く澄んだ青空のしたをぶらりと寄り道するにはよい季節になりますね。icon01

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Posted by 京つうスタッフ at 23:05│Comments(0)'06年9月号☆寄り道スポット
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