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2006年07月13日

京都・祇園祭 放下鉾

こんばんは。 京つうスタッフのムーミンパパです。
鉾の名前は真木のなかほどの「天王座」に放下僧の像を祭ることに由来しています。
※ 放下僧とは、曲手毬や輪鼓を操る雑芸人のことです。
※ 放下-禅語で「ほうげ」と読み、諸縁を捨てて執着しない事を言います。

京都・祇園祭 放下鉾

放下僧とは街角で芸をしながら仏法を説いた僧のこと。
鉾頭は日・月・星の三つの光が下界を照らす形を示し、その型がお菓子のすはま団子に似ているので別名「すはま鉾」とも呼ばれる。
かつては長刀鉾と同様「生稚児」であったが、1929年(昭和4年)以降稚児人形にかえられている。
稚児人形は久邇宮多嘉王殿下よって三光丸と命名され、巡行の時には稚児と同様、鉾の上で稚児舞いができるように作られている。

京都・祇園祭 放下鉾 京都・祇園祭 放下鉾 京都・祇園祭 放下鉾

見送りは皆川泰蔵によるロウ染めの「バグダット」。
下水引は、華巌宗祖師絵伝を下絵にした綴織りである。
疫病除けのちまきが売られています。

京都・祇園祭 放下鉾 京都・祇園祭 放下鉾

放下鉾の懸装品
動く美術館ともいわれるゆえんは、この華麗な懸装品にあると言っても過言ではないでしょう。 その特色としては国際色豊か、産地は中国・朝鮮はもとより、インド、インドネシア、イラン、コーカサス、トルコ、エジプトを経て、ベルギーにまで至ります。 放下鉾においても前掛は花文のインド緞通、胴掛は花文のインドとペルシャ絨毯などが用いられています。

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Posted by 京つうスタッフ at 20:06│Comments(0)'06年7月号☆祇園祭
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