一乗寺の金福寺

京つうスタッフ

2007年11月12日 22:16

こんばんは。
低血圧のもーちゃんです。

年々、血圧が低くなっています。
朝、ちょっと冷え込むと、体温がさがって起き上がることができません。
あと5年もすると冬眠もできそうな感じです。

さて、今月の京つうマガジンのテーマは「おすすめ紅葉スポット」です。
定番ですが、これだけは外せません。

ちなみに昨年も同じテーマでやってます。
詳しくは>>>「06年11月号☆おすすめ紅葉スポット」




というわけで、僕が紹介する京都の紅葉スポットは一乗寺の「金福寺」です。
一乗寺といえば、泣く子も黙る大定番「詩仙堂」やライトアップがきれいな「圓光寺」が有名なのですが、その辺りから5分ほど民家の間の細い路地を南に歩いたところに「金福寺」はひっそりとある小さなお寺です。

ほんとに小さなお寺なのですが、松尾芭蕉が住職の鉄舟和尚と交流があり、その芭蕉を慕って後世に与謝蕪村の一門が、荒廃していたお寺を再興し、句会を開いていました。その縁で与謝蕪村をはじめとする一門のお墓があります。

 

全山が紅葉に染まるというほどではないのですが、いくつかのもみじが紅く染まりつつあり、充分に紅葉を堪能できました。少し雨が降ったあとで、しっとりと濡れた苔の鮮やかな緑との対比がきれいです。

 

芭蕉庵と名づけられた庵のひなびた様子が素敵です。こんな庵が自分の庭にあったら、無粋な僕もお茶を嗜みはじめそうです。

 

ぐるりと時間をかけてまわっても30分たらずで見学できます。拝観料も大人300円とリーズナブルなので、詩仙堂を訪れた際は是非、金福寺まで足をのばしてみてはと、思うのです。



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